平屋のデメリット
日本の一戸建てはあっとうてきに2階建てもしくは三階建てが多いです。一昔前は平屋の住宅もあったのでしょうが、今ではほとんどみかけなくなりました。現在の日本では平屋は向いていないのです。デメリットが多く、なかなか建てられないのが現状です。特に言われるデメリットを3つあげていきます。
1つ目は、土地が狭く、一階建てにしてしまうと、広い家を建てることができないということです。都内では30坪に満たない敷地が数多くあります。そこに一階建ての家を建てるとなると、ファミリーで住む場合など、十分な部屋数を確保することができません。そうなると、庭や駐車場を確保することもできなくなり、敷地の有効活用ができません。有効活用を一番に考える不動産業者の分譲でも、都内で一階建ての住宅を分譲して売るなどということはめったにありません
。2つ目は、まわりの家が2階以上の戸建だったり、マンションや高いビルなどが建っていると、日当たりが悪くなってしまうこともあげられます。
3つ目は防犯上あまりよくないということです。一階建てだと外から中の様子が窺いやすく進入も容易です。夏場など網戸で寝ることも心配する人も多いようです。地方に広大な敷地を持っている人や、少人数で暮らしている世帯などでないと、なかなか1階建ての住宅を建築することは難しいでしょう。